春分の日の三連休に四国阿波の国の八十八ヶ所霊場巡りをしてきました。
2日目は11番札所の切畑寺から1番札所の霊山寺を目指します。
前回の記事では7番札所の十楽寺まで紹介しました。
四国八十八ヶ所7番札所 名物たらいうどんを味わえる!?眼病平癒・恋愛成就の十楽寺) 
次は7番札所の十楽寺から東に車を1km走らせた場所にある6番札所の安楽寺を目指します。

安楽寺の周辺は温泉が湧いており、
弘法大師がこの地を訪れた古くから温泉湯治のご利益があるとして、
人々の信仰を集められていたそうです。

現在も境内にある宿坊には温泉があり、
多くのお遍路さんで賑わっているとか。

山門(仁王門)

6番札所の安楽寺の仁王門は7番札所の十楽寺の山門と同じように
竜宮城の入り口のような門ということで竜宮門の形式です。
門の両脇には立派な仁王像が立っています。
上層は鐘楼にもなっているので鐘楼門とも呼ばれています。



本堂と大師堂

山門をくぐりまずは本堂を参拝します。
本堂には難病の妻を抱えた夫婦のお遍路さんが遍路旅を決行したところ、
巡礼中に難病が完治し、そのお礼として、本尊の薬師如来を奉納したそうです。



写真ではわかりませんが、本堂の手前の大師像の前に願い棒という棒があります。
この願い棒えお年齢の数だけ持ち上げ、お経を唱えるて棒の周りを回ると、
ご利益があるとされています。

本堂を参拝したのち、
本堂の右手にある大師堂をお参りします。



大師堂の右手前にある石造の囲いのような構造物は、
安楽寺の温泉の源泉が湧いている井戸だそうです。

また、大師堂のわきにはきれいな花が咲いていました。
大師堂をお参りした後、
本堂の中にある納経所で御朱印をいただき参拝完了です。

宿坊と太子駒つなぎの石

宿坊の手前になにうあら不思議な岩があります。
太子駒つなぎの石と呼ばれています。
これは向かい奈良県にあった石で、
聖徳太子が村々を視察する際に馬をとめてつなげたといわれている石です。




また、冒頭でも述べていますが、
ここ安楽寺の宿坊には、大師堂のわきの井戸から湧き出した温泉があります。
宿坊にご宿泊される方は温泉で旅の疲れを落とすことができるでしょう。

多宝塔とさかまつ

安楽寺の境内には日本庭園があります。
その日本庭園の奥の方に佇む多宝塔。
多宝塔に周りには八十八ヶ所各寺の砂が置いてあり、
お砂踏みができるそうです。



多宝塔の手前にさかまつ(逆松)と呼ばれており、大きな松の木があります。
弘法大師をイノシシと勘違いした猟師が
誤って弘法大師に向かって弓を放ったのですが、松に矢が刺さりことなきを得ました。
弘法大師は折れた松の枝を逆さに植え、
この松は栄えたらここに訪れるものは厄災を逃れると予言したそうです。
今でも多くの人が厄除けを願い願掛けに訪れるとか。





さかまつの手前の日本庭園に池があり、
立派な錦鯉が池を泳ぎ回っています。

ということで、お寺だけでなくきれいなお庭を堪能できる安楽寺でした。


ご詠歌:かりの世に知行争うむやくなり安楽国の守護をのぞめよ


次は5番札所の地蔵寺に向かいます。
6番札所の安楽寺からは5kmほど離れています。
四国八十八ヶ所5番札所 奥の院にある圧巻の五百羅漢 地蔵寺

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第6番札所 温泉山 瑠璃光院 安楽寺 おんせんざん るりこういん あんらくじ
宗派: 高野山真言宗
本尊: 薬師如来(伝弘法大師作)
開基: 弘法大師
創建: 弘仁6年(815)
真言: おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
住所: 〒771-1311  徳島県板野郡上板町引野8
電話: 088-694-2046
駐車場: 普通80台・大型バス10台・無料
宿坊: あり(300人・温泉あり)