とある2月の休日。
日帰りで徳島は鳴門にある有名な海外の複製画を展示していることで有名な大塚国際美術館を訪れたついでに四国八十八ヶ所のお寺を回ってきました。
(大塚国際美術館を出発したのが15時なので、2寺しかお参りすることができませんでしたが)

前回は18番札所の恩山寺までお参りしてましたので、
四国八十八ヶ所18番札所 大師と母の思いがつまったお寺 恩山寺
今回は17番札所の井戸寺からです。

井戸寺は、天武天皇により建立された妙照寺というお寺が前身とされています。
空海(弘法大師)がこの妙照寺を訪れた際に、空海が水不足や濁り水で困っていた現地の人ために井戸を掘ったところ、きれいな水が湧いてきたということから、寺の名前を井戸寺に改め、付近の村の名前を井戸村と改めた、と言い伝えられています。

仁王門(山門)

井戸寺の仁王門は鮮やかな朱色で彩られています。
徳島藩主の蜂須賀氏の大谷別邸から移築された武家造りの仁王門です。
ほかのお寺に比べて鮮やかで大型なので、ご立派な雰囲気です。







本堂と大師堂

まずは本堂をお参りします。
本堂は昭和43年に焼失しましたが、3年後に再建されました。
本尊は無事で本堂に安置されいます。
(本尊は聖徳太子が掘ったとされる七仏の薬師如来像です。
 そのわきにある日光菩薩と月光菩薩は弘法大師が掘ったとされています)





そして次は大師堂を。






面影の井戸と日限大師

弘法大師が掘ったとされる伝説の井戸です。
覗き込んで自分の姿がうつれば無病息災。
自分の姿がうつらなければ3年以内に厄災に見舞われるかも!?とのことです。
ちなみに、私は怖くて井戸の水面を覗けませんでした。。。



また、面影の井戸のあるお堂は日限大師堂と呼ばれており、
お堂の中には弘法大師の石像があります。
この像は日限大師(ひかぎりだいし)と呼ばれており、
弘法大師が自ら井戸に姿を映して、
自らの像を石に刻んだと言い伝えられています。
日限大師は、その名のごとく毎月5日など日数を限って日参すれば、
ご利益があるとされています。
近くに住んでないと難しいですが。


ご詠歌:おもかげを うつして見れば 井戸の水 むすべば胸の あかや落ちなん

大師が彫った井戸に大師が自分の姿を井戸の水面に移した姿が歌われています。


ということで、無事井戸寺を参拝することができました。
納経所で御朱印をいただいた後、
16番札所の観音寺を目指します。
17番札所の井戸寺から16番札所の観音寺までは数キロ。
時間は16時半ということで、車で急いで観音寺に向かいます。
四国八十八ヶ所16番札所 香川だけじゃない!?阿波の国の観音寺

(13番札所の大日寺から17番札所の井戸寺は近くに隣接しているのですが、17番札所のある井戸寺から18番札所の恩山寺までは17kmも離れています。お参りするスケジュールを組む際にはご注意ください。)



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第17番札所 瑠璃山 真福院 井戸寺 るりざん しんぷくいん いどじ
宗派:真言宗善通寺派
本尊:七仏薬師如来
開基:天武天皇
創建:白鳳2年(673)
真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
住所:徳島県徳島市国府町井戸北屋敷80-1
電 話:088-642-1324
駐車場:普通30台・マイクロバス5台・大型5台
宿坊:なし