春分の日の三連休で徳島へお遍路旅に行ってきました。
今回は2日の日程で四国お遍路さん阿波の国の霊場巡りの旅へ出ます。
朝一番に15番札所の阿波国分寺を参拝しました。

その後、15番札所の阿波国分寺の南へ約1kmほど離れた場所にある14番札所の盛寿山常楽寺を参拝します。この辺りは札所間の距離は非常に短く楽チンです!

第14番札所 常楽寺へ

常楽寺は四国八十八ヶ所の中で唯一弥勒菩薩を本尊としているお寺です。
弘法大師が42歳の厄年の時に、この地で修業を行った際に目の前に多くの菩薩を従えた弥勒菩薩が現れ、すぐそばにあった霊木に弥勒菩薩の像を彫り本尊としたと言い伝えられています。
室町時代までは大寺院として栄えていましたが、火事で焼失してしまい江戸時代に現在の形に再建されたそうです。
 

本堂と大師堂

まずは山門から、と思ったのですが、常楽寺には山門がありません。
かわりにお寺の入り口には、階段を上った場所に石柱がたっています。
 

 

石柱門から本堂方向に向かっていると
途中から地面が荒々しい岩場のようになります。
これは、流水岩の庭とよばれており、
お寺を自然の美しさの中に溶け込ませよう!というコンセプトで作られたそうです。
バリアフリーの観点からは0点ですが、
修行っぽい雰囲気が出ています。
(自分で言っておきながらですが、そもそも四国八十八ヶ所は本来は修行の地なので、バリアフリーなんてどうでもいい気もするのですが)




次は本堂をお参りします。
常楽寺は四国八十八ヶ所のお寺の中で唯一弥勒菩薩を本尊としているお寺だそうです。




最後に大師堂をご参拝します。
大師堂は写真撮影するの忘れてましたが本堂の手前右側にあります。

アララギの木

本殿の手前にアララギの木と呼ばれる木があります。
木の枝の間に弘法大師の像が祀られています。



 
この弘法大師の像はアララギ大師と呼ばれており、
糖尿病や眼病の治癒にご利益があるだとか。

眼病と言うには少し毛色が異なるかもしれませんが、
この花粉症をなんとかしてほしい今日この頃。
特に徳島は杉の木が大量に植樹されているせいか、
参拝中花粉症が悪化。
なぜかこの日は薬の効きが悪く最悪なコンディションでした。
 



枝の間にちょこんと祀られています。
鶏ガスでも作っているのでしょうか?
弘法大師の像の前には鶏が運んだと思われる小枝が。 


最後に納経所で御朱印をいただき、無事参拝終了です。


常楽寺には戦後孤児院が設立されました。
常楽寺の脇の池に面した場所に常楽園という社会福祉施設が今も運営されています。


ということで、常楽園を横目に駐車場に戻り、
次は13番札所の大栗山大日寺を目指します。
14番札所の常楽寺からの距離は約2kmです。
ここも札所間の距離は短いのでサクッと参拝できます。
四国八十八ヶ所13番札所 四国八十八ヶ所唯一の外国人住職のお寺 大日寺


ご詠歌:常楽の 岸にはいつか いたらまし 弘誓(ぐぜい)の船に 乗り遅れずば

いつかは常楽の世界(岸)へたどり着きたいものですね。
弘誓とは菩薩が自ら悟り生きとし生けるものを救済をしようと決意すること。
その決意の船に乗り遅れないようにしっかり修行を積まないと。
そんな感じの解釈でしょうか?


--------------------------------------------------------------------
第14番札所 盛寿山 延命院 常楽寺 せいじゅざん えんめいいん じょうらくじ
宗派:高野山真言宗
本尊:弥勒菩薩
開基:弘法大師
創建:弘仁6年(815)
真言:おん まい たれいや そわか
住所:〒779-3128 徳島県徳島市国府町延命606
電話:088-642-0471
駐車場:普通 約10台・無料
宿坊:なし