とある2月の休日。
日帰りで徳島は鳴門にある有名な海外の複製画を展示していることで有名な大塚国際美術館を訪れたついでに四国八十八ヶ所のお寺を回ってきました。
(大塚国際美術館を出発したのが15時なので、2寺しかお参りすることができませんでしたが)

17番札所の井戸寺を参拝した後、
井戸寺から数キロほど離れた場所にある16番札所の観音寺を目指します。
四国八十八ヶ所17番札所 大師が一夜で掘った井戸が今も残る 井戸寺

観音寺といえば香川のイメージだったので、
徳島にも観音寺があるというのは初耳でした。
香川の観音寺を参拝したことがないので、比較はできないですが、
徳島の観音寺は、民家が立ち並ぶ昔ながらの町の中に
こじんまりとたたずむお寺といった感じです。

徳島の観音寺は、もとは聖武天皇が全国に国分寺・国分尼寺を建立した際に、
行基に命じて勅願道場として建立されたお寺だそうです。
(勅願:勅命による祈願。天皇の祈願)
その後、弘法大師がこのお寺を訪れ、本尊を彫り、お寺に安置した際に、
現在のお寺の名前に改めたとされています。

鐘楼門(山門)

和様重層の門です。
どこか昔懐かしい雰囲気が漂っています。
(広角で撮るとドドーンと迫力ある感じになりますね)




門の下にちょうど自転車が止めてありました。






本堂と大師堂

まずは本堂をお参りします。
本堂の中には炎に包まれた女性が描かれた絵馬が掲げられておいます。
明治時代にここ観音寺で休憩中に大やけどを負った女性遍路が
不仲であった姑をいじめた報いということで、
懺悔の意味で奉納したものだといわれています。





次は大師堂をお参りします。
大師堂は本堂の右手側にあります。





どちらも写真では迫力ありそうな感じもしますが、
実際にはこじんまりとしています。

夜泣き地蔵

子供の夜泣きを止めてくれるという夜泣き地蔵が大師堂のわきにあります。
ご利益にあずかったお礼によだれかけが夜泣き地蔵に奉納されています。



ご詠歌:忘れずも導きたまえ観音寺 西方世界弥陀の浄土へ


ということで、無事16番札所の観音寺を参拝することができました。
納経所で御朱印をいただき、
時計で時間を確認すると16時50分。
参拝は17時までということなので、
今回はこれで時間切れです。
近くに15番札所の国分寺、14番札所の常楽寺、13番札所の大日寺があるので、
本当は同時に参拝できたらよかったのですが、今回は時間切れということでまた次回。

追記:2016年の春分の日三連休に15番札所の国分寺を訪れました。
四国八十八ヶ所15番札所 徳島阿波の国の国分寺) 


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第16番札所 光耀山 千手院 観音寺 こうようざん せんじゅいん かんおんじ
宗派:高野山真言宗
本尊:千手観世音菩薩
開基:弘法大師
創建:天平13年(741)
真言:おん ばざらたらま きりく そわか
住所:徳島県徳島市国府町観音寺49-2
電話:088-642-2375
駐車場:普通6〜7台・マイクロバス1台     
宿坊:なし