冬の海はウミウシの季節!
冬でも暖かい宮古島の海も、ウミウシたちでにぎわっています。
今回は、この冬、宮古島の海で出会ったウミウシの一部を紹介したいと思います。


まずは、ミノウミウシの仲間から紹介します。

ルージュミノウミウシ

ミノウミウシ亜目 サキシマミノウミウシ科 サキシマミノウミウシ属 

紫の体に背側に赤い突起が6~7群ほどあります。
触角の先端は白色。
大きさは10mm~20mm程度。
その名のごとく突起の色がルージュ色の鮮やかなウミウシです。
この個体は岩から岩へ泳ぎ写っていました。




ムカデミノウミウシ

ミノウミウシ亜目 アオミノウミウシ科 ムカデミノウミウシ属 

背中には多くの突起があります。
体の色は幼体は白っぽく、正中すると青色になります。
(写真は幼体?)
名前のごとくムカデの足のように無数の突起からなるウミウシです。
クラゲなどをエサとしており、体の中に毒を取り込んで外敵から身を守っているとか。
毒々しい色と名前なので、とても食べようとは思いません。。。








つづいては、イロウミウシなどのドーリス亜目の仲間に移ります。

センテンイロウミウシ

ドーリス亜目 イロウミウシ科 アオウミウシ属 

体はクリーム色で白いラインの紫の斑点。
体の外縁はオレンジ色。
触角は白時にオレンジのラインが二本。
カラフルです。

私が頻繁に潜る串本や沖縄近辺では頻繁に見かける普通種ですが、
同じ種類でも個体によってバラエティが豊富なのもこの種の面白いところ。




ゾウゲイロウミウシ

ドーリス亜目 イロウミウシ科 アオウミウシ属 

クリーム色(象牙色)の体に茶色の触角と二次鰓。
体の一部が紫色になっています。
こいつもどこでも見かける普通種のウミウシです。

この日はなんとゾウゲイロウミウシが産卵しているシーンを目撃することができました。
ということで、下の写真は産卵中のゾウゲイロウミウシです!
ウミウシの産卵シーンはなかなか見ることができない貴重なシーンですね!





ヒメコモンウミウシ

ドーリス亜目 イロウミウシ科 コモンウミウシ属 

ゾウゲイロウミウシと同じような色をしています。
クリーム色の体に黄色の斑点。
体の外縁は紫の斑点。
触角は茶色で凹凸があります。

こいつも結構頻繁に見かける普通種です。
恩納村万座毛の近くの絶壁ビーチポイント!?ホーシュー(2015/8沖縄本島1日目①)
(結局普通種ばかり撮影してますね。。。)





キスジカンテンウミウシ

ドーリス亜目 ドーリス科 ヒオドシウミウシ 

白っぽい透き通った半透明の体。
体中がひだひだになっていて、ヒダの凸部に黄色い筋が入っています。
体の外縁に黄色いラインが入っています。
触角と二次鰓は体と同じ半透明色に無数の茶色い小さな斑点。

こいつも頻繁に見分ける普通種というのが、私個人的なイメージです。
恩納村万座毛の近くの絶壁ビーチポイント!?ホーシュー(2015/8沖縄本島1日目①)
今回はペアでいたのがミソですね。












最後は頭楯(ブドウガイ)の仲間を紹介します。

トウモンウミコチョウ

キセワタ上科 ウミコチョウ科 ムラサキウミコチョウ 

青紫色の体に黒縁黄色の大きな斑点がトレードマークのウミウシ。
なんか迷彩服のような体の色ですね。
体の周縁部は白。
触角は白に先端がオレンジ色です。

なかなか毒々しい色の体をしています。
迷彩服を着た軍人さん的なイメージのウミウシです。




コンニャクウミコチョウ

キセワタ上科 ウミコチョウ科 ムラサキウミコチョウ 

さて、皆さん、どこにウミウシがいるかわかりますか?




真ん中付近にある紫っぽいカタマリ。
こいつがコンニャクウミコチョウです。
素人の私には判別できませんでした。

半透明~桃・紫色の体の色をしています。
黄色い小さな凵型の部分が触角です。
これを見つけるガイドさん。
さすがっす!

本当はもう少しいろいろなウミウシを見ることができたのですが、
写真写りの都合で今回の紹介はこの程度にしておきます。
皆さんも、冬の海にダイビングに行って、ウミウシ天国を堪能してみてくださいね!