11月初めの日曜日、徳島へお遍路旅に行ってきました。 
朝一番に23番札所薬王寺をお参りした後、
22番札所の平等寺、21番札所の太龍寺、20番札所の鶴林寺、19番札所の立江寺とお参りしてきました。
四国八十八ヶ所19番札所 阿波の国の安産祈願の関所寺 立江寺

立江寺から一路18番札所の恩山寺を目指します。
住宅地の中の狭い道を走り、さらに山を登っていきます。 
19番札所の立江寺から、車を走らせること、約10分強。
18番札所の恩山寺に到着です。

恩山寺は聖武天皇の命で行基が開基したお寺で当初は女人禁制のお寺だったそうです。
弘法大師が恩山寺で修業を行っていた時に、
大師の母 玉依御前(たまよりごぜん)が息子に会うため恩山寺を訪れたきたが、
女人禁制のため迎え入れることができませんでした。
そこで、弘法大師は女人解禁の手法を行い母を迎え入れたそうです。
このエピソードがお寺の名前の由来となっています。



本堂

ということで、まずは恩山寺の本堂を参拝します。
駐車場から少し坂を上り、さらに階段を上ると本堂があります。





石段の下には小さな仏像が所狭しと並んでいました。




大師堂

大師堂にある本尊は空海が自分で彫ったとされています。
また、大師堂の隣には、剃髪所があります。
弘法大師の母 玉依御前が恩山寺に迎え入れられたのち、
ここで出家・剃髪し、その髪が奉納されています。




大師堂をお参りし、納経所で御朱印をいただき、
恩山寺無事参拝することができました。

恩山寺には、摺袈裟(すりげさ)と呼ばれる、恩山寺限定のお守りがあります。
通常お守りといえば、お返しをすることが多いですが、
摺袈裟は一度授与されると効果は一生というなかなかコスパ(?)の良いお守りです。
悪運を幸運に変え、体の悪いところを治してくれるそう。
恩山寺を参拝した際、ぜひぜひ購入をしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、恩山寺の前の住職は酒と女とギャンブルで多額の借金を抱え、
悪評が高く、住職を追放されてしまったそうです。
今では、住職さんは変わり、当時3億円もあった借金は、
新しい住職の手により無事完済されたそうです。


ご詠歌:子を産める その父母の 恩山寺 訪いがたき ことはあらじな

このお寺での大師のエピソードがご詠歌となっています。

ということで、無事、徳島一日遍路旅は終了しました。
今回は23番札所の薬王寺から18番札所の恩山寺まで6つのお寺を参拝することができました。
また、機会を見つけ手続きのお遍路旅に出たいと思います。

(後日訪問:四国八十八ヶ所17番札所 大師が一夜で掘った井戸が今も残る 井戸寺


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 第18番札所 母養山 宝樹院 恩山寺 ぼようざん ほうじゅいん おんざんじ
宗派:高野山真言宗
本尊:薬師如来
開基:行基菩薩
創建:天平年間(729〜749)
真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
住所:徳島県小松島市田野町字恩山寺谷40
電話:0885-33-1218
駐車場:普通20台