11月初めの日曜日、徳島へお遍路旅に行ってきました。 
朝一番に23番札所薬王寺をお参りした後、
22番札所の平等寺、21番札所の太龍寺、20番札所の鶴林寺とお参りしてきました。
(四国八十八ヶ所20番札所 木々の生い茂る山寺 鶴林寺)

鶴林寺から車を走らせること、数十分。 
19番札所の立江寺に到着です。

立江寺は高野山真言宗の別格本山のお寺です。
20番札所の鶴林寺、21番札所の太龍寺と山の奥に佇むお寺が続いておりましたが、
立江寺は町(集落といったほうが正確かもしれませんが)の中のお寺という感じです。

立江寺は748年に聖武天皇が光明皇后の安産を祈願して建立されたお寺で、
行基が安産祈願に地蔵菩薩を刻み、本尊として開基したのが始まりだそうです。

ということで、立江寺は、安産祈願のご利益のあるお寺として知られています。
また、流産してなくなった胎児(水子)の供養もしてくれるそうです。
子安の地蔵尊、立江の地蔵さんともよばれ、古くから篤い信仰を受けていたそうです。

また、阿波の関所寺とも呼ばれており、
悪行をした遍路はここで改心しないとこの先は進めないと信じられてきたそうです。

仁王門と白鷺橋

お寺の入り口にある仁王門の前には、橋がかかっています。
伽藍建立時に行基菩薩が橋の上にとまった白鷺に暗示を受けたとされる箸です。
この橋に白鷺が止まっているときにわたると、仏罰を受けるといわれています。



高野山の別格本山ということもあり、
立派な門構えのお寺ですね。

本堂

本堂は昭和49年に焼失してしまいましたが、
昭和52年に本堂を再建しました。
その際に、東京芸術大学の教授などの手で、格天井画が描かれたそうでう。




大師堂

他のお寺とこれといった違いはありませんが、大師堂です。



大師堂の右手には黒髪堂と呼ばれるお堂があります。
懺悔のために巡礼をしていたお京という女性が地蔵さんを拝んでいると、
黒髪が逆立ち、髪の毛が頭の肉がもろとも、
鐘の緒に巻き上げられて残ったという伝説が残っています。

多宝塔

大きな弘法大師の像の隣には多宝塔がたっています。




2階の細くて丸っぽい構造が印象的です。


ご詠歌:いつかさて 西の住居の わが立江 弘誓の船に 乗りていたらん


ということで、無事立江寺を参拝することができました。


そういえば、立江寺には宿坊があるそうです。
立江寺のHPから宿坊の予約ができます。
(立江寺の宿坊の予約)
宿坊は一泊二食付きで6500円で、入室の受け付け(チェックイン)は13:00~17:00までだそうです。
立江寺の宿坊で一泊した後、
徒歩で四国お遍路の難所『鶴林寺』や『太龍寺』を目指すのもよいですね。

ということで、無事19番札所の立江寺を参拝することができました。
納経所で御朱印をいただいた後、
18番札所の恩山寺を目指して車を走らせます。
(四国八十八ヶ所18番札所 大師と母の思いがつまったお寺 恩山寺)

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 第19番札所 橋池山 摩尼院 立江寺
(きょうちざん まにいん たつえじ)
宗派:高野山真言宗
本尊:延命地蔵菩薩
開基:行基菩薩
創建:天平19年(747)
真言:おん かかかび さんまえい そわか
住所:徳島県小松島市立江町若松13
電話:0885-37-1019
駐車場:普通30台